運用の全体像を一元管理したい
幅広い銘柄への投資を行う、またはリスク分散のために複数の取引所でアカウントを開設することになります。筆者もCoincheck、Zaif、Binance、Kucoin、crypto-bridge、spectrocoinと6サービスに渡ります。また、セキュリティを考えると取引所への保管ではなく、XEMのNanowalletのようにそれぞれウォレットを準備していく必要もあります。ここまで分散するとすべての取引所にログインするのも一苦労、2段階認証設定していることもありますが。
さらにポートフォリオ全体像や投資日からの損益、法定通貨に対する価値換算がサイトによりまちまち、一元管理しにくいのが現状だったので、ポートフォリオ管理サービスを探してみました。
CryptrofolioとBlockfolio
どちらも残高を自分で入力していくタイプのアプリです。
取引所とは直接繋くことは出来ませんが頻繁に売買を行うわけではないので自分の使い方には十分なサービス。API連携って管理に穴が開くイメージがあるのでセキュリティ的にも安心。(ZaifではAPIキーの不正利用で不正アクセス被害があった)
各取引所の履歴を辿って入力していきます。
CryptrofolioはCoincheck、Zaif、Binance、Kucoin、crypto-bridge、spectrocoinを網羅。通貨ペアも自分が使っているものは全て対応していました。
購入時の時価も地道に入力していくと損益を計算できる
購入時の単価も記録していくことで損益もまとめることが出来ます。各通貨ごとの損益を把握するのはポートフォリオ把握で重要。
洗練されているBlockfolio
Blockfolioはデザインもすっきり(広告無し)。好感が持てるシンプルさです。
ニュースもCryptrofolioが2chなどのまとめサイトの記事が中心で特に投資の参考にはならない反面、Blockfolioは時勢に関するニュースが多く参考になります。
ただ一点問題はXEM/JPYが項目としてはありのですが機能していない点。損益計算が出来ないので残念ながら使えません。
日本XEMホルダーにはCryptrofolio一択の選択肢
Cryptrofolioは日本製アプリ。広告を消すために動画を見ないといけない仕様など、ちょっとごちゃごちゃしてます。
仮想通貨全体の損益を知れる基本機能は満足。タブを3つに増やすこともできます。1タブには50通貨を登録可能。
ポートフォリオアプリのおかげでいちいち各サービスへログインする必要がなくなりました。XEM NanoWallet等専用ウォレットにも分散して保管している状況なので一覧できるポートフォリオアプリが便利。