NEM/XEM マルチシグでハーベスティング収穫設定

NEM/XEM マルチシグでハーベスティング収穫設定

XEM大暴落にめげず買い増し、10,000XEM超えたのでハーベスティングします

先日マルチシグ設定したばかりなのですが、、、XEM含め仮想通貨市場全体がすごいことになっています

連日の年初来安値。1-2月はコインチェックのハッキング問題、Tether問題、G20での仮想通貨規制の噂、ダークウェブでのXEM換金等々、下げ要因が盛りだくさんでした。

自分はまだ平均単価20円/XEM前後で保有しています。最高値200円/XEM近辺(ほぼ10倍)からの暴落はショックでしたが、未だ損益はプラス。XEMが以前の20円前後の水準に戻るのか、100円超えに戻るのか、正直全く読めません。

空気を読まず買い増し、10,000XEMへ到達

そんな中、空気を読まずに40-50円/XEMで買い増し。保有XEM残高が10,000を超えました。10,000XEM保有すると、XEMを収穫出来るハーベスティング設定が出来るようになります。

NEMはPoSデリゲートハーベスティングが出来る

ビットコイン(BTC)はPoW(Proof of Work)というアルゴリズムで、マイニングすることで価値を得られる仕組み。それに対し、NEMはPoS (Proof of Stake)というアルゴリズムを採用しています。所有していること自体が価値になる。

ただ、100XEMだけ持っていても何も起こらず、10,001XEM保有で始めてハーベスティング可能、300万XEM保有でブロックチェーン取引を管理する役割を担うことで報酬を得られるスーパーノードになることができます。さらにXEMの便利な点は委託(デリゲート)によるハーベスティングが可能な点。委託なのでマイニングと異なり自分がすることは設定だけ。後はPCの電源を切っていてもノードに預けた残高が働いてくれる仕組みとなっています。

PoWは大規模マイニングでの電力問題で人類や地球環境への影響が懸念される中、PoSはよりスマートな仮想通貨のあり方なのかもしれません。ハーベスティング報酬は取引手数料から分配されます。イーサリアムもPoSへ移行予定のようです。

今回は委託(デリゲート)によるハーベスティング設定を行います。

以下がハーベスティングの条件
・XEMを10,001以上  1アカウントに保有している
・そのアカウントの既得バランスが10,000を超えている
PoI(Proof of Importance)により収穫量が変動する

PoI (Proof of Importance)はXEMの経済圏にどれだけ貢献しているかの指標。単純に言えばXEMを売り買いすればするほど上がるスコア。ただ、高度なアルゴリズムのため取引所間の移動など見せかけの取引ではスコアに反映されないようです。

大量のXEMを保有していてもタンス預金のように流動性を止めたまま保有するとPoIが下がりハーベスティング報酬は減る。投資目的のお金持ちではなく経済圏に貢献した人に多く報酬が入るリーズナブルな仕組みです。

既得バランスの計算方法は「(保有XEM – 保有既得バランス) × 10%」が1日ごとに増えていく仕組み。

残高10,000XEM、既得バランス0の状態だと、
1日目の既得バランスは1,000XEM、2日目は1,900XEM、3日目は2,710、と
増加量が減っていきます。10,000XEMだと既得バランス10,000には到達しないので、10,001XEMが最低必要です。

マルチシグデリゲートアカウントでの設定方法

メインアカウントの既得バランスの確認

金庫アカウントの既得バランス確認。2週間ほど経ちようやく10,000超えました。10,077なので基準クリアです。

門番アカウントからデリゲートハーベスティング設定

マルチシグ設定をしているので、メインアカウントではハーベスティング設定はできません。門番アカウントから設定をしていきます。「サービス」→「デリゲートハーベスティングの管理」

まずはデリゲートアカウントを有効化。こちらは送金のように、申請してから他の2つの門番アカウントでマルチシグトランザクションを承認する必要があります。

6時間経つと「リモートステータス」が「有効」になりました。準備OK。

ノードを選んでハーベスティング開始

1つの門番アカウントからハーベスティングを開始すると右側にノードの選択画面が出て来ます。とりあえず適当に選んでハーベスティング開始!

ハーベスティングの開始にはマルチシグトランザクションは必要ないみたいです。

仮想通貨市場にはまだまだ波乱がありそうですが

XEM、ダークウェブでの換金がニュースとなってからさらにじわじわと値を下げています。要因はダークウェブに起因する大量の売り注文とも言われていますが。。。XEMはこのまま価値ゼロに近づくのか、また適正値まで上昇するのか、はたまた暴騰するのかは全くわかりません。

明るい材料もちらほら。Binance上場が控えていたり、足元では決済手段として拡がりを見せ始めていたり、ブロックチェーン技術のmijinも採用例が増えてきたり。NEM/XEMはイーサリアムの次に将来性のあるブロックチェーンシステム/仮想通貨だと勝手に思っているのでコツコツ収穫して末長く待とうと思います。

10,000XEMでのハーベスティングだと約2週間に1回1桁の報酬があるようです。PoIを上げるにはNEM/XEM経済圏への貢献が不可欠のようなのでそちらもまとめていきます。

XEM NanoWalletマルチシグ化 設定してみました

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