復刻版Ikepodにkickstaeterで出資しました。

復刻版Ikepodにkickstaeterで出資しました。

Ikepod 復活!

Ikepodは1994年Oliver IkeとMarc Newsonによりローンチ。厳しい期間を経たのち、2006年に破産、2008年に復活を果たしたものの2012年に打ち切られたブランド。Newson自体も2012年にブランドから離れている。その後昨年、3人の投資家によりブランドが買われ6年ぶりに新たなIkepod watchが生まれようとしている。

クロノグラフと時計のみの2種類のモデルが登場予定

時計モデル、Duopodは有名な42mmステンレススチールのUFO型シェイプ。Chronopodは44mmのケースにクロノグラフの機能が入っている。新しいオーナーはデザインとアクセシビリティへ配慮。メカニカルムーブメントに変わって、日本製ミヤタクオーツを搭載しています。製造は香港。

Duopod $590

Chronopod $725

当たり前ですが機械式だったオリジナルと比べ低価格に。ただ、クオーツでは高級の部類に入ります。機械式ムーブメント搭載モデルも2019年に予告されています。残念ながらMarc Newsonはこのバージョンのikepodには関わっていません。代わりにデザインをしているのはEmmanuel Gueit。

デザインは順当にデグレード

オリジナル
復刻版

オリジナルモデルは機械式のみ、製造停止後の現在はプレミアム化もあり、中古で50〜100万前後で以前取引されています。オリジナルと比べれば今回のモデルはクオーツの比較的低価格モデル。素材の使い方もどこか控え目です。上記のイメージはオリジナルのドットモチーフ(左)と復刻版(右)のもの。恐らく金属の切削かレーザー加工だったオリジナルから、プレスっぽい一般的な処理へ変更されています。

オリジナルの背面
復刻版のストラップ

背面も驚くほど美しい一体型の切削加工だったオリジナルから、普通に分割されたパーツ構成に。ストラップもNewsonが参画したApple Watchに引き継がれたピン固定タイプから普通のシリコン時計バンドへと変わっている。

Apple Watchのシリコンバンド(ミラネーゼバンドもほぼそのまま)はIkepodのそれと非常に似通っています。恐らくもともとの権利はIkepod社とMarc Newsonが持っていて、Ikepodが消滅した際にMarc NewsonがAppleのためにそのアイデアをもう一度使ってデザインをしたのでは。復刻したIkepod社にはその権利が無いため通常のストラップに戻さざるおえなかった。もしくはAppleがグローバルに(強力に)権利を取得し直したためIkepodが使えなくなったか。

古びないオリジナルデザイン

上からhorizon、hemipode、megapode。Marc Newsonのページで改めてオリジナルデザインを見返すと復刻版の文字盤は全く異なるものであることがわかります。その要素として大きいのがインデックス部。復刻版は別ピース、別素材となっていてクロノグラフのインダイヤルもその中に収まっているため小ぢんまりとした印象に。クオーツのメカがそのサイズなのか、ケースはオリジナルのサイズをキープして迫力があるのに文字盤は個人的にはいまいち。

オリジナル
復刻版

逆に復刻版は背面カバーを分割したことで、オリジナルモデルであった前面のケース分割線が無くなっています。ここはオリジナルが無茶していた部分(前面からパーツを組んで蓋。しかも段落ち等の処理は使わず筐体面一)であるので順当に普通の処理となっています。

憧れだったIkepod。復刻版はオリジナルの良さをスポイルしていないと良いのですが。Chronopodを予約しました。機械式モデルもアナウンスされているので、本命はそちらでしょうか。

ikepod

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