植物性肉スタートアップ
北米シリコンバレー、Palo AltoのUMAMIバーガーにて、話題の植物肉製バーガー「Impossible Burger」を食べてみました。味は後述しますが、地球環境への負荷が少ない植物性肉。コレストロールが含まれないなど健康に良い側面もあります。同様の植物性肉を提供するBeyond Meatがまとめている表がこちら。
なぜ植物肉製を作るのか。
植物性肉のメリット
・人間の健康を向上させるため
・気候変動に良い影響を与えるため
・地球資源の消費を抑制する
・家畜として扱われる動物の解放
動物性肉のデメリット
・ガンのリスクが16%高まる
・心臓発作のリスクが21%高まる
・51%の温室効果ガスは家畜によってもたらされている
・農業用途の水資源利用の29%が家畜由来のもの
・45%の土地資源が家畜のために使われている
・660億匹の動物が毎年屠殺されている
Impossible Foodsのコンセプト
The world loves meat. But relying on cows to make meat is land-hungry, water-thirsty, and pollution-heavy. That’s why we set out to do the impossible: make delicious meats that are good for people and the planet.
It all starts with the Impossible Burger. But our world-renowned team of scientists are hard at work inventing more ways to make the foods we love most.
みんな肉が好きだ。ただ、肉を作るために牛に依存していて、土地が痩せ、水資源の消費や汚染も激しい。そのために私たちは地球環境にも良く尚且つ美味しい肉を世界中の人たちに影響する不可能なことへ挑戦する。
Impossible Burgerからスタートするが、世界的に有名な科学者で構成される私たちのチームは、私たちの愛する食材を作り出すことに取り組んでいる。
We spent the past five years researching what makes meat unique: the sizzle, the smell, the juicy first bite. Then we set out to find precisely the right ingredients from the plant kingdom to recreate the experience meat lovers crave. You’ve never tasted plants like this.
肉独特のシズル感、匂い、ジューシーな一口目のリサーチに5年間を費やした。それから私たちは植物の宝庫の中から正確な成分を見つけ出し、肉愛好家の経験を再現する。このような植物製肉は決して味わったことがないものです。
Because we use 0% cows, the Impossible Burger uses a fraction of the Earth’s natural resources. Compared to cows, the Impossible Burger uses 95% less land, 74% less water, and creates 87% less greenhouse gas emissions.
牛を必要としないため、Impossible Burgerは通常の肉と比べ、95%の土地、74%の水を節約、87%の温室効果ガスの削減効果があります。
原材料は何で作られているのか
Our burger is made from simple, all-natural ingredients such as wheat, coconut oil, and potatoes. What makes the Impossible Burger unlike all others is an ingredient called heme. Heme is a basic building block of life on Earth, including plants, but it’s uniquely abundant in meat. We discovered that heme is what makes meat smell, sizzle, bleed, and taste gloriously meaty. Consider it the “magic ingredient” that makes our burger a carnivore’s dream.
私たちのハンバーガーは、シンプルで、小麦、ココナッツオイル、ジャガイモなどの天然成分をすべて含んでいます。不可能なハンバーガーを他のものと違うものにするのは、「HEME」と呼ばれる成分です。
HEMEは、植物を含む地球上の生活の基本的なビルディングブロックですが、それは肉に独特の豊富です。HEMEは、肉のにおい、味気、出血、味わいが肉体的になることを発見しました。ハンバーガーを肉食動物の夢にする「魔法の原料」と考えてください。
HEME分子の発見が肉っぽさを生み出すキー
Impossible Foodsの科学者たちは、HEME(ヘム)と呼ばれる分子が肉のしくみの重要な要素であることを発見しました。ヘムは血液に赤い色を与え、生体内の酸素を運ぶのに役立つ分子です。 ヘムは動物の筋肉に豊富ですが、すべての生物に自然に見出されます。植物、特に窒素固定植物およびマメ科植物もヘムを含む。植物ベースのヘムのヘム分子は、肉のヘム分子と同じです。
味は。。。
そんなわけで将来の地球にとっては重要となっていきそうな植物肉、
ただ正直美味しくなかったです。
食感や風味は肉に近いですが、後味が土臭くて一口目で食べるのを止めようかと思ったくらい。見た目が肉なので、肉の味を期待してしまうと厳しいので全くの別物として食べるのが良さそうです。