Trek Emonda SL6カスタム ホイールをRacing 3へアップデート

Trek Emonda SL6カスタム ホイールをRacing 3へアップデート

Trek Emonda SL6純正ホイールをアップグレード

TrekにはホイールBontrager Race Tubeless Ready が標準品として装備されている。重量は1720gでエントリーレベルのホイール。性能的には十分良いものだとは思いますが、自分の場合ヒルクライムがどうしても辛い。少しでも軽量化を目的に、ホイールをFulcrum Racing3へアップグレードしてみた。

Campagnolo ZONDAかFulcrum Racing3か

ミドルレベルのホイールで鉄板の選択肢であるCampagnolo ZONDAFulcrum Racing3。当初はZONDA購入を検討していた。

ZONDAのワイドリム化

最近のロードバイクホイールのトレンドとして知ったワイドリム化。上記のイメージのようにリムの幅がワイド化している。15Cが主流だったホイールが近年17Cにトレンドが変化している。ZONDAもその流れに乗り2017モデルから17Cに。Racing3は15Cを引き継いでいる。15Cのホイールには23C、17Cのホイールには25Cのタイヤを選ぶ必要があります。

ワイドリムのメリット・デメリット

メリット:設置面積が小さくなるため転がり抵抗が少なくなる

同じ空気圧の条件のもとでは、23Cのタイヤの方が体重による変形の影響を受け、地面との設置面積が広くなります。25Cの方が空気量が多いため変形の影響が少ないらしい。元々は15C のホイールに25Cのタイヤを装着することが広まり始め、それだと逆にホイールからの盛り上がる部分が多く、空気抵抗が増してしまうため、ホイールも幅広の17Cが登場してきたようです。また、太くなることで頑丈、剛性も上がるのでより安定した走りが可能になる。

デメリット:重量の増加

リムが太く、タイヤも太くなるので重量が増加する。以下の表で比較するが、総重量はRacing3がZONDAより71g-81g軽くなる。

ホイールの重量比較
Fulcrum Racing 3Campagnolo ZONDAFulcrum Racing 0
15C17C17C
1555g1596g1518g
74,000円65,000円130,000円

17CのZONDAは15CのRacing3と比較して41g重い。17CでもFulcrum Racing 0は1518gの超軽量だが値段的にはハイレベルの投資となってしまう。

タイヤの重量比較
 Michelin(ミシュラン) Pro4 Service Course V2Continental(コンチネンタル) GRAND PRIX 4000 S II
23C200g205g
25C215g225g

定番であるMichelin(ミシュラン)Pro4 Service Course V2Continental(コンチネンタル)GRAND PRIX 4000 S IIで比較。両輪で30-40g重くなる。

一般人の脚力ではワイドリムの恩恵を受けられない?

メリット、デメリットをまとめてみたが、メリットである設置面積や剛性は理論上はわかるが、一般人の脚力では実感できないくらい微差の性能差。自分は脚力に自信がないので、できるだけ軽量なものの方が良いとの判断でRacing 3を選択しました。

Wiggleで購入。実走レビュー

Racing 3を購入。定価71,122円のところを20%オフで、56,897円でした。タイヤはAmazonでMichelin(ミシュラン)Pro4 Service Course V2を購入。ホイールタイヤも含め純正品より、205gの軽量化を達成。実際に走ってみると登り易さは確かに変わりました。ホイールを軽くすると平地巡航速度が落ちるという噂も聞いていましたが今の所、目立った差は感じず、平地では30km-35km/hを維持できています。

今回の検討・購入アイテム

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