Synology DS216j で家にNAS環境構築

Synology DS216j で家にNAS環境構築

分散したデータを統合したい

Mac、PC、Onedrive、Google Drive、iCloud、外付けSSD、、、 使用するデバイス、保存先が複数存在することで最近データの扱いに問題が生じてきていました。このデータ保管問題を解決するためNASを導入。NASとはNetwork Attached Storageの略で、会社にあるようなネットワーク経由でデータを保存、使用できる記憶デバイスの事です。

NASを導入するメリット

・ネットワーク経由なので複数のPCからデータの読み込み/書き込み可能 ・外部ネットワーク、PC以外のスマホ等のデバイスからも読み書き可能 ・データの安全性(RAID1では2台のHDDに同じデータを保存する事で、どちらかのHDDが故障した際にデータ損失の可能性が少ない) どれもUSBで接続する外付けの記憶デバイスでは出来ない機能になっています。

NASとクラウドストレージとの違い

メリットを見るとGoogle DriveやOnedriveのようなクラウドストレージと似た特徴。ただ、クラウドストレージには出来ないもう一つのメリットは大容量を低価格で構築可能な事。今回8TBのNASを準備、これをGoogle Driveで同じ容量を確保しようとすると10TBプランで月額13,000円。年間で156,000円かかってしまう。

NASは初期投資(容量にもよるが4〜8TBのRAID1を構築しようとすれば5〜10万円)はかかるが、その後は電気代とネット代で運用可能。近い将来にはクラウドストレージも加速度的に低価格化が進み、10TBでも数百円で借りられる時代が必ず来ると思いますが、それまでは大容量のデータを可搬性を持って保存する手段はNASが一番の選択肢。

スマホ、タブレットも記憶容量にお金を払わなくてよくなる

PCやスマートデバイスを買う際に、多少根が張っても容量は大きいものを選んできた、後で容量不足になる経験をしてきたので。例えばiPhoneだと128GBと256GBの値差は¥11,000。MacBook Proの場合、128GBを512GBにするのに¥44,000。

NASを前提に考えると全てのデータはNAS側に置き、作業ファイルのみコピーして使うことができるため、デバイス側の記憶容量は最小限で済む。最近のスマホ、PC製品はSSDを採用している関係で、容量アップするには結構な投資が必要。今後最小容量を選べるメリットは大きい。

NAS Synology DS216j 購入

今回購入したのはSynologyのDS216j。HDDを2台搭載可能で、中身をミラーリングしてデータ消失を防ぐRAID1を構築できるものにした。今Amazonで2万円前後まで価格が落ちてきていてお得です。競合のQNAPも良い製品のようだけど、Synologyはソフトウェアの完成度に対する評価が高い。 HDDはWestern Digitalの8TBを2台。いま現在自分の持つ全データ容量が2TBに収まっているのでもう少し容量の小さいものでも良かったが、将来的にさらにデータが増えていくことを見越して8TBを選択。 家の回線は現状Wimaxだけ。NASは優先接続が必須なので、有線接続可能なクレードルを導入。クレードルにはLANポートが1つしかないが、以前の投稿で紹介したArlo Proと併用するためLANポートが2つ必要なのでスイッチングハブを導入した。上図のように、Wimaxクレードルにスイッチングハブを接続、そこにNASを設置する。

超簡単なセットアップ

セットアップはカバーを外し、HDD2台をケースに固定。電源、イーサケーブルを繋いでPCから専用URLにアクセスするだけの簡単設定。2段階認証などの最低限のセキュリティは設定し、すぐにMacのデスクトップにネットワークドライブとしてマウントすることが出来ました。

SynologyのNASで評価が高いのがソフトウェア

WEBから上記のようなダッシュボードへアクセスすることができ、すべての設定、確認、ファイルの管理をすることができ便利です。ウィジットや追加アプリも充実していて、整理されたビジュアルでNASの状況を確認することができます。

安全性向上のためにとりあえず行ったセキュリティ設定

特定IPからのログインブロックで攻撃を阻止

コントロールパネル、セキュリティからEnable auto blockをチェック。

コントロールパネルでログを有効化しておくとドライブ全体のファイル読み書きが視覚化できて安心

SMB、AFPのEnable Transfer Logにチェックを入れます。
別途、Log Centerというアプリを入れておくことでどのファイルにアクセスしたかが全てログ管理できます。

Firewallで日本、行く可能性のある国からのアクセスのみを許可

次はFirewall。国別にアクセス可否を設定できるので、日本と出張や旅行で行く可能性のある国のみアクセス許可とする設定にした。

どこからでも、複数のデバイスから超大容量サーバーへアクセス

Mac、PC、iPad/iPhoneから同じ領域へアクセス出来る

普段使用しているMacbook Pro、DELL XPS、iPad、iPhone、会社PCという5つのデバイスからいつでもアクセスできる環境を作ることができた。使い勝手はかなり良く、イラストレーターやパワポの資料であればサーバーのファイルを直接編集可能。

オンラインストレージが必要なくなった

Onedrive、Google Drive、iCloudといったオンラインストレージの追加容量プランは全て終了できた。データの分散が無くなり、一元管理できるようになった。

Mac写真管理アプリのPhotosもNASへ移動

2006年くらいからデジカメで撮影した写真、動画を貯めているPhotos。特に最近一眼の解像度が高くなっている関係でライブラリの容量は203.18GBに。こちらのライブラリもNASに移動する事で本体の容量が軽くなりました。

Synology DS216j NAS
内蔵HDDは将来的なデータ増加も考えて8TBを2台購入
一緒に購入したLANケーブル、スイッチングハブなど

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