空気清浄機を買います。Panasonic一択かも。

空気清浄機を買います。Panasonic一択かも。

空気清浄機といえばDyson、BALMUDA、Panasonic、イメージではDyson、Balumudaあたり買いたくなっちゃうんですが、最近の空気清浄機ってインクジェットプリンター同様、消耗品であるフィルタービジネスを狙っている機種が多そうで、イメージ先行で購入すると損しそうなので少し調べてみました。

BALUMUDA The Pure

BALUMUDAの最新型The Pure。2019年3月現在、Amazonでは実売56,000円。

  • 独自の整流翼とファンが毎分7000リットルの大風量を生み、部屋中の空気を丸ごと清浄
  • HEPAフィルターがハウスダストからカビ、ウィルスの微細な粒子までキャッチ
  • 脱臭フィルターは調理臭、生ゴミ臭、ペット臭からハウスシックの原因となるホルムアルデヒドまで除去
  • 吸気部と流路に配置されたLEDの光で空気清浄の作用を視覚的に体感できる
  • ファンガード、ファン等を取り外して水洗いが可能。3つのボタンで完結する簡単操作。

LED等空調機能に関係ないものも入っていますが、佇まいは良い感じ。こちらのフィルターは集じん・脱臭フィルターセットで9,500円。1年間での交換を推奨しており、5年使えたとして総負担額は103,500円。。ちょっと高すぎますね。

Dyson Pure Hot + Cool


DysonのPure Hot + Cool。扇風機、ヒーターとしての機能も併せ持っています。Amazonで実売64,000円。
夏は扇風機として、冬はヒーターとして
◆PM 0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去
◆アプリで離れていても室内環境をコントロール

フィルターは2種類あり、HEPAフィルターが4,000円、活性炭フィルターが3,000円。こちらも交換時期は1年間(1日12時間使用)。5年間で99,000円。

Panasonic 加湿空気清浄機 F-VXR70

PanasonicのF-VXR70。Amazonで実売55,000円。加湿器付き。10年間フィルター交換不要。さすが物売りパナソニック、他社が必死に囲い込もうとしているフィルターサービスという視点が全くありません。10年間持つフィルター自体も決して高く無く、何年かで交換していっても大きな投資にはならなそう。ビジネスモデルがフィルタービジネスに転換する前に現段階ではこちらで間違いなさそうです。

ちなみにデザインは深澤直人。ただ残念ながら、加湿器の構造が大きいため骨格自体が美しく無いのでモノとしての佇まいは良くありません。。。最近日立の空気清浄機もデザインしているみたいです。こちらの方が潔いデザインで好きですが、中国専売モデルのようで、おそらく日本向けは無いのかな。

空気清浄機もスマホにフィルター交換時期をスマートにお知らせ機能も出始め、そのうち自動購入サービスも出てくるかもしれません。ただ、現状を見る限りはサブスクリプションというよりはインクジェットプリンタービジネスと同じ型(本体を魅力的に見せて買ってもらい消耗品で儲ける)でしかなく、しかもプリンターインクほどスケールが無いので単価も高く付き、消費者にとっては長期的に負担を強いられるビジネスモデルになってしまっています。Dyson、Balumudaともプロモーション上はフィルターの負担額を巧妙に隠していますが。

そういった意味では旧来の物売りビジネスモデルを続けるPanasonicの空気清浄機は超古臭い、けど消費者には優しいモノになっていると思いました。

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